ひもじいもののかいたもの

ひもじいものが日々の生活であったことを記録してみる、ただそれだけのこと。

心が叫びたがってるんだ。を見てきたので感想みたいなもの

 

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photo by lanier67

何だか地味に気になっていたので、ノリで見てきました。

どうでもいいけど、ヒロインの「成瀬順」がどストライクの容姿とかいうのも決めてだっt。

 

あらすじとかはココでも見てもらっておいて。

www.kokosake.jp

 

最初に評価としては、「めっちゃ!感動しました!」って程では無かったかなと。

でも、じわじわ「あぁ…」「いいねぇ」って所々に積もっていく感じでした。

お約束みたいな展開でも、成長している感じが見えたりして気持ちよかった?感じがします。

ただ、クラスの皆が技術力高いなwと思ってしまったのは、高校時代の劣等感だろうか…?

 

んでは、細かい部分を書いてみようかなと。

 

ネタバレもあったりするので念のため

 

自分を責める自分。

見ていて「やっぱり!!」ってスッキリした所から書きます。 

この作品のテーマでもある部分なんですが、言葉で人を傷つけてしまい、その罰として話す事が出来なくなってしまう女の子の物語っていう所。

これ、封印とか玉子の呪いなんてファンタジー系じゃ無くて、一種のトラウマとか深層心理って奴じゃ無いのかなぁとか思ってたらやっぱりそうだった。

この話とは全然違うけど、以前アドラー心理学というものについて触れた機会がありまして。

自分はこの心理学に、成瀬純の腹痛は繋がると思いました

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

 

 トラウマとは、目的のために自分が作り出している症状。という言葉が強烈に残っていました。

 

叫べるけど叫ばないんだ。

 

今回のストーリーでも、切っ掛けとして他人からのキツい言葉はあったものの、自分で自分を追い込んで、勝手に腹痛という症状を作り出していた訳なんですよね。

 現実でも、緊張してお腹が痛くなるとか良く聞きますし。

でもそれって別に病気とかじゃ無くて、思い込みでそういう症状を作り出してしまう程の自己暗示?という原因みたいな様。

話たくない、言葉を出したくないから逃げる道具という感じなのかな、その手段として腹痛を利用した事になっていたわけです(アドラー心理学っぽくいえばね)。

終盤に坂上拓実との恋愛がらみで、「心がおしゃべりすぎた(うろ覚え)」という部分も、好きだと伝えるの事から回避したくて玉子の呪いにしたてあげ、更にキツく縛りあげていたのだろうと感じました。

しかし、坂上拓実から「言葉で傷つける自分」を受け入れてもらう事で克服する事が出来たわけですね。

 

最初はイベントに好意的では無かったクラスの一体感

何かをしようとする意識が巻き起こす環境の変化。

最初は意欲的で無かったものの、少しずつ自分の出来る範囲で実行していく事で 周囲を巻き込んでいく連鎖が気持ちよかったです。

きっかけは坂上拓実の歌から始まり、実行委員?のメンバーが繋がっていき、最終的にクラス全体までが賛同出来るように環境を配慮して。という流れでしたね。

 

ぼくのせいしゅんとはちがいました

ストーリーとはずれるけど、あれ…こんな人生味わって無いんですがーーー??

って思考は、ずっとついてきましたね。

高校生ですものねー、そら恋愛なり人間関係で色々ありますものねぇー。

とは思うものの…。

 

ラストの告白のシーンだって、「拓実おんめぇ!純ちゃんが好きって言ってんのに!なんだその態度はぁぁ!!ああああん??!!そりゃぁ本命がいんだろうがよぉ!!それにしてもだ!てめぇ俺と変われ!今すぐ変われこの野郎!!そんな展開味わった事ねぇわ!というか場所が場所だけに複雑な雰囲気かもし出しているのはなんなんだ!!!」と心が叫びたがりましたが劇場内なのでやめておきました。

 

伝える勇気

さらっと書いたけどもう一度見直したら思い出す部分とか沢山あるはずです。

その中でもこの作品が通して伝えたい事は、自分の言葉に勇気を持つ。だったのでは無いでしょうかね。

言うだけなら簡単に発言はできるかも知れませんが、言った後の事までしっかり責任を持って発言せよ。その為の勇気を持ちなさい。みたいな、そんな感じがしました、ざっくり見てたのでこじつけですがw

 

 

映画はたまにしかみないけど、こういう風に自分の意見をまとめると

何となく見た。より記憶に残って自分のためになりそう。

次はもっとイイ評価が出来るように精進致しますよ!

 

んではーまた。