怖いのはハロウィンの存在自体
いつのまにか浸食されていたよね。
自分が子供の頃、ハロウィンといっても、ディズニーランドでやってるパレードとか海外でやってる催し程度の認識しかなかった。
「嗜好品を求める若者達が、近隣の住民宅に襲来し、脅迫じみた発言を発した後に物資を強奪していく!」という、なんとも物騒なイベントなのだなぁ…。
と、子供ながらに感じていた様な気がする。
日本には無縁のイベント。
そういう印象、その程度のものって感じ。
日本ハロウィン化計画推進中?
どういうわけだろう、ここ数年、自分が小売業に関わってから意識してかなのか、急激にハロウィンの規模が広がってる気がするんですよね。
各メーカーがハロウィンコラボ商品をバンバカ発売。
それが近年凄まじくてびっくり!
確かに前々から、お菓子のタイアップは見たような気がするけど、お酒からパーティーグッズまでの盛り上がり方が比じゃ無い、正直当てつけレベルになっているような…。
嫌でもこの時期になると、ハロウィンという謎の風習が、日本に襲来するという現実に直面するわけですよ。
企業戦略と市場拡大
結局の所、「お金の為」ってことだよね。
クリスマス・年末商戦前に、一つデカイ売上の山を作りたい!
そういう業界の流れが、ハロウィンというイベント持ち上げの原動力になっているのは当然ですわよね。
小売り側の人間としても、関連してパーティメニューに料理のネタを提案していたり、良い販促になっているのが現実です。
正直ありがたい…。
コスプレ祭りを楽しむ
日本では、仮装して皆とワイワイやるお祭り、みたいなイベントになっているわけで。
精神・経験価値による幸福感が得られるという部分に惹かれる。という記事も目にした。*1
海外から見たら奇特な部分もあるだろうけど、こうも盛り上がれるイベントというものが現代にあるという事はすばらしいのではないかなと。
SNSの普及も総じて、こういった楽しさを伝えるすべが出来たのも、ハロウィン普及の一つになったんだなぁと実感するね。
実際にやらない側から見たら、冷めた印象を受けるのはあるかもしれないけど、新しい文化の目覚めだと思って期待しようかな…。しよう…。
海外文化でもりあがるなら、是非とも日本の風習も広がって欲しい。
「お盆」とかでもイベント巻き起こらないかな?
そんな切なさを感じる今日この頃です。