今ここに立つしゃもじ!
炊飯器を買ったときのしゃもじを使い続けていたけど、最近こびりつくようになってしまった。
一々洗わないと、かぴかぴの米が混ざってしまったり…。
もう5年くらい使ったのだから十分だろうと思って、新しいしゃもじを買ってきた話。
【昔のしゃもじ】米がへばりついている。米粒も潰れているので取れない。
買ってきたしゃもじ
そんで買ってきたやつがコレ!
曙産業 スイングしゃもじ
パッケージもお洒落で、いかにも日常生活が充実してそうな奴が買いそうだ。
スイングとかイカした名前してる!
カラーバリエーションも豊富だったり何気におしゃれ。
だけどコイツのイカしてるのは名前だけじゃ無いんだぜ?
ガッシリ立つのでは無い。立つべき所をわきまえる洗練された立ち方。
コイツ…直立不動しやがる!
イカしてるぜぇッ!
しかもただ立つだけじゃ無くて、持ち手部分に重りが内臓されている。
だからやじろべえの要領で、重心を取って立つというわけ。
若干足場が悪くても、バランスさえとれれば何とか立つのが他に無いところ!
立ち方を計算するとは…こやつやりおるわい…。
他にWエンボス加工っていう表面加工もされていて、凸凹表面が大きいものと微細なものの2重加工になっている。
大きな凸凹は今時普通になってるけど、ここまで細かな加工は割とびっくりしたよ。
米も人も、接し方には波を作れって事なのかな?
くっつのか試す
性能は分かった、問題は本当に効果があるかどうか。
ということで、さっそく試して見る。
米が炊きあがったところに
しゃもじをIN!
炊飯器が汚いとかいうのは…いうな…。いうでない…。
炊きたての米を混ぜ込んでみる。
スッ!スッ!と入る感触が今までに無かった。
米を切る、その例えがふさわしいであろう感触。
と結果は…。
くっついて…ない…だと…!?
すごく綺麗!
米の欠片一つくっつかなくて感動した!
おまけに、ややくぼんでいる形が米を包み込んでくれてよそうのが安定する。
最初は印象に無かったけど、意外な形状の利点だった。
しゃもじとしての用途を、完全に分かってやがるぜコイツっ!!
毎日使いたくなるしゃもじ
まとめると
- Wエンボス加工でくっつかない
- 重りで直立するからどこにでも置ける
- くぼみが米を包み込んでよそいやすい
直立するしゃもじは他メーカーでもあったけど、重りで立つタイプなので重心さえ上手く合えば足場が変なところでも置けるってのはコイツの良い点
Wエンボスも、他メーカーでは見られなかった加工だったね。
未使用時も使用時も、使い手の事を考えられた特徴があって、毎日使うものだからこそ便利さが際立った印象。
何となく買ってみたけどココまでの潜在能力を秘めていたとは…
恐るべし…現代のしゃもじ…
でも欲を言うなれば、磁石でくっつくしゃもじとかあったら便利よね。
立つって言っても置かないといけないわけだから。
キッチン周りなら置くよりも壁とかにくっついていた方が便利そうな…。
そういうちょっとした発想で日用品は化けそうだなぁと。
でも、コイツ見て思ったよ…。
不安定なこの世の中でも、
こいつは立派に自立してやがる!
俺もしゃもじを見習おう…。 うん…。