ひもじいもののかいたもの

ひもじいものが日々の生活であったことを記録してみる、ただそれだけのこと。

お裾分けもらったのだ

職場のパートさんから、度々温情お裾分けを頂いている。

自炊とか殆どしない自分にとって、家庭の味みたいな物は心にしみるでございます。

 

晒すようで悪い気もするが、せっかくもらったので、記録してみる。

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盛りつけが下手すぎて、魅力が3割減になってしもうた…。

もっと綺麗だったんだよ、太巻きとか!

すまぬ…すまぬ…。

 

太巻き

滅多なことでは食べないので、すごく久々だ。

とりあえず具材を解析してみる。

  1. かんぴょう
  2. しいたけ
  3. きゅうり
  4. 紅ショウガ
  5. 卵焼き
  6. 菜っ葉(高菜漬け?)

なんと、6種類も入っていたのかと。

太巻きの中身とか、一々考えないで食べているので、実際調べてみると贅沢ですわね!

 

彩りが綺麗

米と海苔が、白黒の配色を持っている中で。

の配色が入っていることになる。

赤系統の暖色?に、キュウリの緑が補色として加わることで、更に赤系統が華やかに感じる

バランスが良いよね!見てて楽しい!

 

味のまとまりが良い

各具材は、個別で主張する様な癖のある食材ではなく、うっすらと存在感を持っているモノばかり。

だから、一口で食べてもお互いに強すぎない感じが全体的にまろやかさを演出しているのだなぁって。

相殺とか、どれかの印象しか残らない、のは太巻きに向いてない。

そういうことまで考えないといけないのだから、中々奥が深い料理なんじゃないかな。

 

味意外の楽しみ

各素材の味もさることながら、食感・音でも楽しませてくれましたね。

なかでも印象が薄くなりそうなキュウリが、噛んだときに歯ごたえが良くて味以上に「キュウリだ!」ってインパクトが出て面白い。こういう演出に結構びっくり。

 

具材の組み合わせで、可能性を広げてくれる、素朴だけど奥が深い料理。

意識して調べてみると意外な発見も在るものですね。

 

煮物

昆布の香りがほのかに感じる。

煮物って昆布だしなんだっけ?カツオとかでも良いんだよね。

 

昆布だしって、まろやかというか柔らかい印象。

さつま揚げ、さといも、なんかは素材自体も甘さがあるから、包み込むような旨さが出てきて丁度あってる。

 

こう考えるとダシって奥が深いんですね

短絡的に醤油とかの味付けくらいしかしないもので…。

 

分かったこと!

他人の料理を食べると、勉強になる。

これは、普段外食したときでもなると言えばなるけどね。

作った人と、どういう素材を使ったのか?なんて情報交換しながら教えて貰えるから家庭料理はもっと勉強になるかな。

なんとなく食べるのではなくて、意識して素材なんかに注目すると、使い方や存在理由にびっくりさせられたりする。

 

自分は料理しないモノなので、こういう気遣いとか工夫をしながら料理している人に合うと頭が下がります

日常的に何かを食べる機会があれば、こんな風に感想を纏めていくのもイイかなと。

 

料理って芸術品だよね!そう感じる今日この頃でした。

んではー、まーたねん。